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あけましておめでとうございます!!
新年一発目の小説です。文字ロック直って普通の字が打てますw
嬉しいですねぇw
あと、⑧までビク編と○○編混ぜました、とか書いてましたが…
もう、書きません。理由→検索で来てくれた人があれ以来2度と来なかったのでw
意味が無いので書きませんw
では、読む前の注意事項いきます!!
・男主人公。
・これから書く本編へ繋がる鍵となる章です。
・漢字の間違えとか文とか気にしない。
・主は文章能力はないからね?(´∀`)
・背景の絵写的な要素少なめ。
・↑だから心で、感じやがRE。
・うん、これはもうお話っていきだ、小説ではないNAI♪
・↑それでも誤字脱字教えてくだされば嬉しいです。
・感想嬉しスw
・これ、フィクションね(・∀・)
・そんでもって、読んだ事妄想して頭で具現化する 能力 !! コレ大事。
以上を守れる方は、下記から9お楽しみください。
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リバリー国の街外れの森。その近くに住んでいるのは、リバティ王の付き人である⒖歳になる少年、タキであった。森に霧がかかり、寒さの増す朝早くにタキは頭を抱えながらゆっくりとベッドから立ち上がった。ベッドの枕元には、まだ気持ち良さそうに眠るビクとベルの姿があった。そして、ベッドの隣ではクジャが長い体を丸めて眠っている。
彼らを起こさぬよう、タキは小さなリビングへと向かう。本棚から一冊本を取り、小さくため息をつくと椅子に座って、テーブルの上に体を倒した。
「…だるい」
ぼそっとそう言うとタキは本を開いた。昨日の夜、ドリフト国の侵入者を追い払ってビクと合流し、またワグダ達のいる中央広場に戻ったはいいのだが…がっつり酒を飲まされて泥酔状態になっているタキを運ぶため、ビクがクジャを呼びに家に戻ったまでは覚えていたのだが…。夕飯のパンを取りに戻ったら家に帰るはずだったのにこの様である。
ぼんやり昨日のことを思い出していると、後ろからそろりとクジャがやってきてタキの肩に頭をのせてきたのが分かった。
「おはよ、クジャ」
「くぅじゃ」
クジャはタキに返事を返すと、蔦を伸ばしてタキに水の入ったコップを差し出した。タキはそれを受け取ると、本を片手に小声で話し出す。
「クジャ…昨日は、あんな状態だったから話せなかったけど。今日は、この後直ぐに王様とドリフト国へ行く。ビクとベルは家で留守番だから…静かに家を出よう」
ベルは聞いてくれそうだが、ビクにこの事を言えば意地を張って行くというに違いない。それでもこの王国は今、ドリフト国の侵入者も多数いて危険な状態だ。きっと、ビクなら俺や王様がいない間もリバリー国を護ってくれるだろう。
「あ…」
本の中で探していたページを見つけてタキは少し声を漏らす。前に、王様から頼まれていた、この王国に迷いこんで来た不思議な獣についてだ。大怪我を負った状態でこの王国にやってきた獣。国民の話によれば、その獣は緑の瞳に緑の髪の小さな獣だそうだ。この本にも、それと同じものが書き記されている。
『昔、この地に音を連れてやってきた。彼歌声を聴けば、どんな獣も人間も彼歌声に委ねられた感情に身を任せてしまう…その獣は、自分の歌声を恐れ、尚且つ唄うために安住の地を探し続け、旅をしていた。彼名はメロエッタ。』
メロエッタ。最後に記されているこれが、きっとこの獣の名前なのだろう。よく解らないけど、きっとこの本の通りなのだとしたらこのメロエッタという獣は、自分の居場所を求めて旅を続けていたということか。その結果がリバリー国とあの大怪我なのだろうか。だけど、ビクの話も全く違った。本に記されている事全てを信じてはいけない、か。
本を閉じていつもの斜め掛けバックに入れると、タキは本棚の近くに放り投げていた黄緑色の綺麗な布を拾い上げた。ビクを探していた1年間の旅の間に買った物だ。体を全て覆えるほどのポンチョには、首筋の方にフードが付いている。ついこの前まで着ていたポンチョを着れば、まだ旅に出ている様にも思えた。バッグを持って、クジャを手招きしながら玄関へと向かう。静かに扉を開ければ、外の肌寒い風と霧がふわりと身を包みこんだ。
寒さに身震いをしながらもタキとクジャは外へと出ようとした。だが、綺麗な風鈴の音が一つ鳴ると、タキの背の布地を掴む感覚がした。クジャが先に外に出た後、後ろを振り向くと眠そうに眼を擦るベルの姿があった。
どうやら、ベルを起こしてしまったようだ。タキは、微笑むとベルのやわらかい頭を撫でた。
「起こしてごめんな。少し仕事に行ってくるから…ビクと家で留守番しててくれ」
聞いているうちに眼が覚めたのかベルの眼は大きく開いていた。そして、にっこり笑うとタキとクジャに手を振った。それを横目に手を振り返して、タキはクジャと共にリバリー城へと向かう。
==
リバリー城に着き、広間へ向かえば既に話を聞いたリバリーの兵や、召使達が集まっていた。その隣には、仲の良い獣達も一緒だ。タキも急いでクジャと共に列に立っていれば、広間の祭壇の上に王様が立って話をしていた。
「私は、今日ドリフト国へと足を運ぶこととなった。明日までは帰らぬ。皆、この国を頼んだぞ」
どうやら、もう終わってしまったようだが今日、ドリフト国に行くことを城の皆に話していたようだ。王様もドリフト国からのスパイに本当に警戒されている。王様が祭壇を降りはじめると、タキはクジャを赤い球にしまって王の右隣りに着いた。その左からは、レインが付いてくる。
王もそれを見て二度頷くと、直ぐに自分の部屋へと向かった。広間に集まっていた兵や召使もそれぞれの仕事場へと戻って行く。王様の自室につき扉を開ければ、中は一昨夜前の整った机の上や床が資料で埋まっていた。リバティ王は、資料の紙で埋まった机に手を突くと頭を抱えた。
「タキとレイン。お主達がドリフト国のスパイを見つけ出したその日だ。どこの屏風穴から覗いていたのやら…」
「僕達が休んでいる間…なにかあったのですか?」
顔色のよくないリバティ王を見てレインは驚きながらも冷静に言った。どうやら、レインには情報が周っていなかったようだ。タキは、バッグから昨日リバティ王から受け取った手紙を出してレインに見せた。手紙を眼で読むレインを見て、タキはマントの中で腕を組む。
「俺は昨日、王様からその手紙が渡ってきました。ドリフト国からのパーティへの招待状…」
「おお、すまぬ。レインに手紙を届けるのを忘れておった」
リバティ王は焦って机に手をついていながらも、床に落ちている紙の一枚に足を取られてその場にこけた。そんなリバティ王を見てタキは直ぐに手をかす。きっと、ドリフト国のスパイが入ってすぐに同じ王国からパーティの招待状が来て驚いているのだろう。この部屋の資料も急いで何かを調べていたとしか思えない。王様は、動揺なさっている。
タキに手を貸してもらいながらもリバティ王は立ちあがって椅子へと腰を降ろした。王様が一息つくとタキは口を開く。
「王様。大怪我を負ってリバリー国に来た獣の名前ですが…メロエッタ、というそうです。メロエッタは、自分の力を恐れていると本に書かれていました」
「その力とは、一体どのようなものなのじゃ?」
「実際に会っていないので解りませんが、声が力のようです。唄う事が好きなようですが、唄う事によって力が何らかと出てしまうようです」
「そうか…」
ふむ、と顎の長い髭を撫でるとリバティ王は机の上をガサガサと弄り、一枚の紙を出した。机の引き出しから羽ペンのインクを取り出すと、紙になにかを書いた。そして、椅子から立ち上がり、窓を開けて口笛を吹いて見せると小さなウォーグルが窓縁にとまった。
小さなウォーグルの足に紙を付けて空へと飛ばすとリバティ王はタキ達へと眼をやった。
「船の計画が大成功し、城内の者達も船に乗り大変心地よかったと耳にした。歌を歌いながら幸せな少しの船旅を楽しんだという。人も獣も気持ちは同じ。メロエッタという獣が、どのような力を持っているかは知らぬが…少しでも気持ちが晴れ、元気になってくれればよかろう…」
「メロエッタを船に乗せるのですね? とても良い案です!」
手を合わせて嬉しそうに微笑むタキを見てリバティ王も笑顔で頷くと、真剣な表情に戻った。
「今日のパーティは夜に行われるそうだ。時間は7時。昼の3時に向かえば多分付くであろう。が…ドリフト国がどのような現状にあるかも確かめておきたいのじゃ」
「僕も少しドリフト国内を見た方がいいと思います。リバリー国の技術がドリフト国にも影響されているかもしれませんし…」
レインの言葉にリバティ王は深く頷いて見せる。
「そうじゃ。だから、タキには直ぐにリバリー国を後にし、ドリフト国へと向かってほしいのじゃ。ウォーグルのリベットで向かうとよい。まったく…ディスコードに影がなければ、技術などどうとでもよいことなのだがな」
最後の一言には、リバティ王も少し溜息交じりだ。そう、この王様はどんな人間も獣も疑いもしない。だが、獣と人間についての負の関係には敏感なのだ。
「解りました。先にドリフト国へと向かいます。7時前にはドリフト国の城内に着くようにしますので…王様も気を付けてください」
「うむ、わかっておる」
「では…失礼します」
タキはリバティ王の目の前でぺこりと頭を下げると扉を開けて一人王の部屋を後にした。
タキのいなくなった王の部屋で、リバティ王は眉をしかめて机へと戻るとまた紙を取り出してなにかを書き始めた。そして、綺麗な赤桃色の線の張られた封筒に手紙をしまい、レインに渡す。レインは不思議そうに口を開く。
「これは…なんでしょうか」
「それを…タキがドリフト国から帰ったら渡してほしいのじゃ。いや、もう家に届けておいてもよい。もしものためじゃ…そう、ならなければよいのだが……」
心なしかリバティ王が空を見つめて言う姿を見てレインも心のどこかで嫌な予感がしてならなくなった。タキは、ビクティニを探す旅から帰ってきたみたいに、また元気に戻って来れるのだろうか…。
===
早朝。タキは、オイラ達と一緒にベッドで眠り早く起きる。そう、今もオイラが起きたら隣で寝ていたタキの寝顔が消えていた。リバリー国の兵でもあるタキだが、王様のお付き役も大半は任されているようで、ジャローダと共に毎日城へ行ってしまうのだ。まったく…オイラも連れていけばいいんだ。
オイラとベルは、タキが帰ってくる夕方まではこの少し出来の悪い家で過ごさなくてはならない。とても、楽しくない。ホントに楽しくない。タキ達が言うように、敵はやってくるがほんのわずかみたいで、オイラが駆け付ける頃にはもうタキがジャローダと片付けてしまっている。しかし、役立てないオイラだったが…昨日は、素晴らしい成果を上げた。
だが、一度しか役に立つ事をしていない。
「(はぁ…)」
大きな溜息をつきながら、タキと住む古い小屋の屋根で空を眺める。近くでは、ベルが楽しそうに喉を鳴らし、美しい音色を奏でていた。
「(ベルは、そうして唄ってるだけで楽しそうだなぁ)」
オイラが耳を垂らしている姿を見て、ベルはオイラの処へやってきた。心配してくれてるみたいだな。
そういえば、ベルとあったあの夜の後、オイラは見つけられなかったチラーミィに謝ったら、寝ていたからいいと言われて…あんな大騒動だったのにな、オイラの中では…。
「ちりーん」
「(どうした?)」
くるくるオイラの周りをまわって、嬉しそうに喉を鳴らすベル。なにか、オイラがここに来る前の話をしてほしいみたいだ。そうだ、どうせならなにか話をしよう。獣と長い話をするのも久々だしな。
「(オイラは、ここより遠い湿原に住んでいたんだ。緑が茂って美しくて、湖の味と言ったらそれはまた最高だった。朝はみんなで仲良く木の実を食べ、昼はそれぞれ自分の事を…そして、夜は一番寒くなるんでみんなで固まって一夜を過ごした)」
オイラは耳元を上からわしゃわしゃと欠くと、続ける。
「(湿原には、お前とよく似た奴がいた。唄がとても上手くてな…名前はたしか、メロ…なんだかとか言う奴だ)」
「ちりーん!」
「(うっ! うるさいぞ! 森にいた頃よりも大分時間がたっているんだ! 記憶が薄れて忘れてしまうのもあたりまえだ)」
赤面して言うオイラをなだめる様にベルが小さな手で慌てている。オイラも怒りを鎮め、一呼吸すると腕を組んだ。
「(まあ、そいつとお前は似ている。そして、オイラの湿原は人間に奪われた。それだけの話だ。ベルはここに来る前は何をしていたんだ?)」
自分だけ話すのもおかしな話だ、ベルにも一応そう言ってみた。すると、ベルは次々と話しだす。前の主人はタイクウという名で、ゆっくり旅をしていたところを人間が襲ってきたそうだ。この地方でタイクウは死んでしまったらしい。きっと、ベルを見た事がないので金にするためにタイクウを殺し、ベルを連れ去ったんだろう。
その後は、自分の力でなんとか抜け出してこのリバリー国の地帯まで入ってきたが、主人を殺した…ガーディを連れた男にまた捕まりそうになり、必死で逃げている際にタキと出会ったそうだ。
「(まて! ガーディを連れた人間がいたのか?!)」
ベルは激しく首を縦に振る。そうか、あの時はそれでか…ミネズミに当たったサイコキネシスもきっとベルが逃げ切るために使った技の一部。相当近くで戦っていたことになる。近くにいて、タキの声が聞こえなかったのは…なんでだ? 耳の良いオイラは、なんであの時…
「ちりりりーん!」
ベルが家の玄関側を見て鳴く。オイラも一緒になって屋根上から覗いてみれば、そこには以前見た黒髪に黒眼の少年がいた。前と同じく、少年の隣にはエンブオーが立っている。名前は忘れたが、とりあえず今はタキがいないし帰ってもらう事にしよう。
「ティニ!」
久々に鳴いた気がするぞ。オイラはそう鳴くと、屋根から小さな屋根へと移動しその人間の目の前に立った。横からはベルも付いてくる。人間は、オイラの前でしゃがむと口を開く。
「君は確かタキのビクティニだったね。お城で聞いたよ。…だけど、そのチリーンははじめて見る」
「ちりーん…」
不安そうに喉を鳴らすとベルはオイラの背にそっと隠れた。オイラは人間の眼をじっと見てにやりと笑むと、ようやく話す。
「(タキは…今はまだ外出中だ。おまえは前にタキと話していた奴だな?)」
オイラが話てやると、驚いた表情で見つめ返してくる。まあ、こうして人間と会話するのはタキくらいだ。だが、奴はオイラを見ながら顎に手を当て微笑む。
「へぇー…テレパシーが使えるのか。まれに話しだす獣がいるっていうけれど、テレパシーはこの世界にいる貴重な獣の証でもあるのかもね?」
「(なに?! オイラのこの力を知ってるのか?!)」
驚くオイラに頷くと、そいつは続ける。
「まだ君に名前を言ってなかったね。僕の名前は、レイン。タキとは違って一般兵扱いだけど、僕もエンブオーも強いよ」
レインと名乗る少年が言うと、エンブオーもひと際大きく鼻を鳴らす。主人に褒められて誇らしいのだろう。エンブオー…確か、オイラと同じ炎使い。その体格差と力強い腕の太さは、オイラの物とはうって変って違う。相当、このレインとかいう人間と努力してきたんだろう。
「(おまえ達の絆は…凄いな。オイラは、レイン達と戦ってみたい)」
「まったく…よしてくれよ」
オイラの言葉に眉をしかめるレイン。
「君は幻の獣。もし、本当だとしたら確実に僕らの負けだし…仲間である君を攻撃したりはしないよ」
そういってエンブオーと顔を見合わせるレインを見て、なんだか可笑しくなってつい笑ってしまった。オイラはそんなに強くはないのにな…例え、勝利をもたらす獣などと呼ばれていようと、お前達の隣にいる獣達とそう変わらないのに…。
オイラがそう思っていると、レインがポケットの中から手紙を出して渡して来た。手紙はとても小奇麗な包みに入っており、外側には「緊急」との文字が書かれていた。これはきっと、城にいる王様からのものだろう。
「(レイン。タキは今、王様のところにいるんじゃないのか? オイラ達はてっきり…)」
「ああ、タキは朝早くに隣の国…ドリフト国に行ってるんだ」
「(ドリフト国だと?! レイン! あそこは隣の国どころの場所ではないぞ! かなり遠いじゃないか)」
「王様の鳥で向かったから、隣の国も同然だ。じゃあ、その手紙はタキが帰ってきたら渡すんだよ? あと、夕方頃には木の実を持ってくるから…」
なんだ?
レイン…こいつの言っている事がさっぱりわからないぞ。大体、この手紙の内容はなんだ? 王様は今日、一度タキに会っているはずなのになんでこの手紙を渡したんだ?
「(お、おい。タキは帰って来ないのか?!)」
オイラとベルが焦りながらレインに言うと、優しく微笑む。
「大丈夫! タキは少しの間、王様とドリフト国に行くだけだ。遅くても明日には帰ってくるよ」
「(他の国に行くだと?! そんな事あるはずないだろう! この国は今、凄く危険なんだ。だからオイラを探してた! なんで急に他の国に何か…っ)」
気づくとオイラの目の前には、不安そうな顔をするレインの姿があった。言い過ぎたのか。聞き過ぎたか。なんなのだ…一体、オイラの知らないところで何が起こってるんだ。
「(…すまない、レイン……)」
「ああ…ごめん」
一言謝ると、レインはエンブオーを連れて城へと戻って行った。
しかし、この手紙。一体中には何が書かれているんだろうか? 気になる…が、ベルが隣でチリチリと否定してうるさいので開けるのは止めておいた。
===
先程まで緑が茂って、空気も澄んで気持ちがよかったのに…今は、砂地に入って少し砂を飲んでしまった気もする。おえ、とウォーグルのリベットの背に乗りながら口を手に覆うタキ。片手を放してしまったせいか体がぐらりと揺れるが、リベットが左右の羽でバランスを取りなんとか落ちずに済んだ。
「はは…ありがと、リベット」
どういたしまして、と凛とした表情でリベットは鳴いた。風も少し強くなってきたようで、着ていたポンチョがゆらりと風になびく。これ以上は砂を飲み込みたくないと思ったタキは、フードを深くかぶった。しばらく経つと、目の前に小さな建物の影が見えてきた。
砂が入らないよう眼を細めて見ていれば、大きな城が崖の上立っているのが見える。その真下周辺に小さな建物が並んでいる。町並みは、リバリー国より荒れている様に見えた。
タキは、眼を丸くしてぽかんと口を開けながらその光景を見ていた。
「あれが…ドリフト国なのか?」
10話に続く…
PR
☣更新日時☣
03 | 2025/04 | 05 |
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☣カテゴリー☣
☣プロフィール☣
HN:
代珠
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
▼代珠(よず)
October 10
学生
出身:シンオウ地方 コトブキシティ
ゲームや漫画好き。物語の構想を練るのが好物。←または捻る。←の作業時はとにかく変人になる。アップルティーが好きでチーズが嫌い。自分でよーさんとニックネームを付けている、なんか寂しい人。
▼スタ
September 20
学生
出身:シンオウ地方 ハクタイシティ
いつも物語の感想や間違えを指摘してくれる、代珠の心強いお友達。ホムペ等を作ってくださっています。好きなものはお猿。トラウマは、多分ゴリチュウです。
October 10
学生
出身:シンオウ地方 コトブキシティ
ゲームや漫画好き。物語の構想を練るのが好物。←または捻る。←の作業時はとにかく変人になる。アップルティーが好きでチーズが嫌い。自分でよーさんとニックネームを付けている、なんか寂しい人。
▼スタ
September 20
学生
出身:シンオウ地方 ハクタイシティ
いつも物語の感想や間違えを指摘してくれる、代珠の心強いお友達。ホムペ等を作ってくださっています。好きなものはお猿。トラウマは、多分ゴリチュウです。
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お気軽にこちらへお返事を…
→kokoyozuyozu@mail.goo.ne.jp
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