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日記,ポケモンアレンジ小説中心に更新中のブログサイトです! ※This site is Japanese only.
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すいませーん!! 続きの更新忘れて寝てましたw
今回は、皆さん…前回結構気になる終わり方だったんで…
気になって気になって仕方なかった人もいるでしょう。
大丈夫ですよ!
今、更新しましたから♪
ホムペ進出が多分春休みなので、今のうちにいっぱい小説書き溜めしようと思ってます。
⑪を更新したら週一更新くらいにしてw
めいいっぱい書き溜めします! 楽しみにw
それにしても今回のは… ふっふははははh((


では、読む前の注意事項いきます!!
・男主人公。
・これから書く本編へ繋がる鍵となる章です。
・漢字の間違えとか文とか気にしない。
・主は文章能力はないからね?(´∀`)
・背景の絵写的な要素少なめ。
・↑だから心で、感じやがRE。
・うん、これはもうお話っていきだ、小説ではないNAI♪
・↑それでも誤字脱字教えてくだされば嬉しいです。
・感想嬉しスw
・これ、フィクションね(・∀・)
・そんでもって、読んだ事妄想して頭で具現化する 能力 !! コレ大事。


以上を守れる方は、下記から11お楽しみください。



======


 夕方。この時間まで、オイラとベルはレインが帰った後も屋根の上で話をしていた。昔の話を他人とすれば、時間が経つのは本当に早いんだな、と思う。そろそろ、レインが木の実を持ってくる時間だ。オイラとベルは、お腹を鳴らしながら屋根から飛び降りる。
 しばらくすれば、レインとエンブオーの姿が見えてくる。沢山の木の実を抱えたエンブオーには、凄いとしか言いようがない。

「ビクティニ、ベル。食料を持って来たよ」

「ちりーん!」

 エンブオーが抱えていた木の実を部屋に降ろすと、ベルは嬉しそうに喉を鳴らす。しかし、慌てていたためか木の実に頭をぶつけて痛そうに蹲っていた。

「ベル…君はドジなんだね」

 ため息混じりのその声に、ベルはちりりんと喉を鳴らし木の実を食べ始める。

「君も食べなよ、ビクティニ」

 では早速、とレインの言葉に甘えてオイラも木の実を食べ始める。そういえば、レインとエンブオーはもう食べたのだろうか? ああ、聞くまでもないか。エンブオーが静かにオイラを見て、首を振っている。本当に凄いな。

「(この国の獣も人間も、不思議な奴や凄い奴が沢山いるんだな)」

「それは君も同じだ。僕なんてまだ強くなれない。タキにも一度も勝った事がないんだ。彼にあって、僕にないものって…一体何なんだろう…」

 赤く染まる空を見上げて、レインは静かにそう言った。オイラは、こいつの思いがあまり解らないが…だが、オイラはお前と戦ってみたい。

「(レイン。お前が言う、タキにあってレインにないものはサッパリ解らないが、オイラはお前とお前のエンブオーと戦ってみたいぞ)」

「そうだね…君を倒せたら、何かわかるのかな…いや、違うか」

「(なんだ…?)」

 自分だけで悩んで、一体何を思っているのやらオイラには解らない。エンブオーの顔を見ると、奴もあまり理解できないみたいだ。そうか、この二人はまだまだお互いを理解しあえていないんだな。だが、いずれはそれを克服して強くなる。
 オイラはエンブオーの肩の上まで飛び上がり、そっと頬に顔を近づけるとニヤリとレインに微笑んだ。

「(おまえが強くなったら。このエンブオーや獣達と共に解りあい、共に暮らし続け、レイン達が強くなった、強くなってみせると思った時、その時はオイラとバトルをしよう)」

「ビクティニ…?」

「(いいか、エンブオー。いつかきっと、お前の声も主人の声も届き、聞こえてくるはずだ。だから、弱さに悩んでいないで前に進むんだ。お前には、オイラもベルも…沢山の獣とこの優しいパートナーがいるんだからな)」

「ゴォオオォ…」

 エンブオーがありがとう、と言いながらオイラの小さな体を大きな手で撫でる。近くにいたレインも会った時以上の明るい笑顔で、エンブオーを見つめていた。レイン達は、いつか必ず強くなる。時間はかかるかもしれないが、絶対に、強くなってオイラとタキに勝負を挑んでくるだろう。
 そういえば、タキは今頃なにをしているんだろうか?

「(無事だといいんだがな…)」

 オイラはぽつりとそう呟くと木の実に齧り付いた。


 12話に続く…

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代珠
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性別:
非公開
自己紹介:
▼代珠(よず)
October 10
  学生
出身:シンオウ地方 コトブキシティ

ゲームや漫画好き。物語の構想を練るのが好物。←または捻る。←の作業時はとにかく変人になる。アップルティーが好きでチーズが嫌い。自分でよーさんとニックネームを付けている、なんか寂しい人。


▼スタ
September 20
  学生
出身:シンオウ地方 ハクタイシティ

 いつも物語の感想や間違えを指摘してくれる、代珠の心強いお友達。ホムペ等を作ってくださっています。好きなものはお猿。トラウマは、多分ゴリチュウです。
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