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2か月ぶり…です!
とりあえずまた22の少しですが載せます!!
続きも頑張って書きますよ!!
映画公開前には…絶対終わらすッ
自分の文に触れていなかったので低下してるかもしれませんが…
それには触れないでいただきたいですOTZ
待たせてごめんなさいですOTZ
では、読む前の注意事項いきます!!
・男主人公。
・これから書く本編へ繋がる鍵となる章です。
・漢字の間違えとか文とか気にしない。
・主は文章能力はないからね?(´∀`)
・背景の絵写的な要素少なめ。
・↑だから心で、感じやがRE。
・うん、これはもうお話っていきだ、小説ではないNAI♪
・↑それでも誤字脱字教えてくだされば嬉しいです。
・感想嬉しスw
・これ、フィクションね(・∀・)
・そんでもって、読んだ事妄想して頭で具現化する 能力 !! コレ大事。
以上を守れる方は、下記から22-2お楽しみください
とりあえずまた22の少しですが載せます!!
続きも頑張って書きますよ!!
映画公開前には…絶対終わらすッ
自分の文に触れていなかったので低下してるかもしれませんが…
それには触れないでいただきたいですOTZ
待たせてごめんなさいですOTZ
では、読む前の注意事項いきます!!
・男主人公。
・これから書く本編へ繋がる鍵となる章です。
・漢字の間違えとか文とか気にしない。
・主は文章能力はないからね?(´∀`)
・背景の絵写的な要素少なめ。
・↑だから心で、感じやがRE。
・うん、これはもうお話っていきだ、小説ではないNAI♪
・↑それでも誤字脱字教えてくだされば嬉しいです。
・感想嬉しスw
・これ、フィクションね(・∀・)
・そんでもって、読んだ事妄想して頭で具現化する 能力 !! コレ大事。
以上を守れる方は、下記から22-2お楽しみください
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サザン城の庭、庭師のヒメとダリアンは門の上を見上げていた。突然現れた緑の髪の青年。彼は、大勢の獣達とそれらを見下ろし静かに語りだした。
「この子達は皆…束縛された世界で嘆いた。そして、僕もそう……だから僕は、この子達全てに繋がる者を自由にしなくちゃいけない」
言いながら青年の指がサザン城を指差す。その方向へ青年の背後にいた獣達が飛んで行く。青年の傍には、虚ろな瞳のゾロアークとガマゲロゲが残った。青年は、彼らを抱きしめると門の上からふわりと飛び降りた。
降りてきた彼を見て、ヒメは目を細める。
「…この人は間違ってる。タキ君と大違いだよ」
「タキ…? そういえば、タキはここにいたんだね」
青年は思い出すように瞼を閉じていた。
「君の言うとおり。僕は彼とは違う。だけど君達も彼とは違う。だから僕は君達を友達のために殺させてもらう」
「ほぉー…怖ぇこと言ってくれるじゃねぇか」
黙っていたダリアンも、ただでさえ怖い顔で青年を睨んだ。すると、青年の目の前にゾロアークとガマゲロゲが飛び降りてくる。二匹とも虚ろな目を吊り上げて威嚇している。ダリアンの隣にも、相棒であるドリュウズがやってきてゾロアーク達を睨みつける。
「おまえさんが殺すって決めてんならやってみろ。しかしな、俺にも仲間がいるんだ。そこら辺、おまえさんにも解るだろう?」
「うん! 私も負けないよ! ここは絶対通さない!」
「ばッ!!」
後ろの方でスコップを片手に走ってやってきたヒメを見てダリアンは舌を少し噛んでしまった。ひりひりする口内に顔を歪ませながらダリアンは続ける。
「馬鹿かお前は!? ここは俺に任せてお前は逃げろ」
「ふへぇ?! 何言ってるのダリアン! ダリアン一人じゃ負けちゃうかもしれないよ?」
「お前には今、相棒がいないだろう?! ここに残られても足手まといになるだけだ。さっさと逃げるか皆に侵入者が入ったことを伝えろ」
言うとダリアンは花壇の土をガマゲロゲの両目目掛けて投げつけた。ガマゲロゲは、両目を押さえながら呻く。それを見ていた青年は、ガマゲロゲの耳元でそっと何かを呟くとそのまま城へと走り去っていった。
「クソっ! 逃がした」
青年と獣の動きは最初から決められていたかのように早かった。まるで一緒に呼吸でもしてるみたいだ。逆に、こっちの手は最初から読まれているようで、青年がサザン城へと駆けて行った後もダリアン達はゾロアークに阻まれ追うことなどできなかった
鋭い爪を勢いよく振ってきたゾロアークに、ダリアンの指示が出る前にドリュウズが応戦する。
「ドリュウズ?! すまねぇ…助かったぜ」
庭仕事を終えた時のように、声をかけるがドリュウズはダリアンを睨み小さく唸った。そして、大きな手でヒメを指す。ああ、きっとこのまま俺がドリュウズとここに残ったら、ヒメは絶対にここから離れようとしないだろう。それなら、そのまま連れて行けとでもいいたいのか。
だけど、それじゃ駄目だ。ゾロアークだけならその手段もあっただろうが、ここにはガマゲロゲもいる。
まんまと追い詰められた。しかし、兆しを見せつけるように見覚えのあるキバゴがガマゲロゲに噛みついた。あれは、間違いなくイリスのキバゴだ。思っていれば、門の外側から血だらけのイリスがやってきた。
「っ!! ダリアン! ここはアタシに任せて!!」
そう言ったイリスの左腕は、ぶらんと下がっていてぴくりとも動かなかった。きっと骨が折れている。そんな彼女を置いて行ってもいいのだろうか。自分のこれからの状況は他人のことなど考えていられないだろう。それでもイリスが気になる。
そんなじっと黙ったままのダリアンに、イリスは舌打ちするとキバゴに指示を出す。
「キバゴ! ガマゲロゲに龍の波動!」
言われてキバゴは大きく息を吸い込むと、その小さな体から青白い流派を放った。体格差のある二匹だったが、ガマゲロゲはキバゴの技に体を吹っ飛ばされた。動かなくなったガマゲロゲを見てイリスは上がった息整えながら叫ぶ。
「いつ動くか分からない! 早く行って! 業とか馬鹿だから、きっとまだ解らないはずだから!」
イリスと同じく、キバゴも頷いていた。ここで残ると言っても彼女にとってはうっとおしい他ないだろう。ダリアンは、ニッと微笑むとヒメの腕を取った。
「任せたぞ、イリス!」
それだけ言って、ヒメと共に走り出す。ヒメは、ダリアンに手を引かれながらも獣と一人残していくイリスの姿を見つめ、捕まれていた手を乱暴に振るった。それでも、ダリアンの力に勝てるわけも無い。
「ダリアン! イリスちゃんたち置いてくの?! 駄目だよ! 死んじゃうかもしれない!!」
「うるせぇ!! イリスの目ぇ見ただろ?! アイツは本気だ」
「でも…!」
納得がいかないとヒメは頭を振っていた。仕方ない、か。ヒメは優柔不断なので決断を下されると何も考えられなくなる。楽天的で、自由人にも見えるが白黒はっきりわかっていて、それでも白か黒か決められない。
今もきっと、イリスを置いて来たことが駄目だと思っていながらもイリスの心を尊重しているヒメ自身がどこかにいるんだろう。だから、走り続けてる。
そう考えてる暇もない、か。ゾロアークが追ってきた。
「ドリュウズ、奴に角ドリル!」
「ドュズっ!」
ドリュウズは、大きな体を追ってくるゾロアークに向けると、自分の頭にある角で突進する。頭の角は秒速程の回転でゾロアークの腕に突き刺さった。だが、相手もそう上手くはやられてくれない。
刺された腕を庇いながら、ゾロアークはドリュウズから少し離れると不敵に微笑みこちらをずっと見つめてきた。一体、何をしようとしているのだろう。ドリュウズが己の右爪を構えた矢先、その策略は始まった。
背後から襲うでもない。ゾロアークは、ドリュウズに目の前からナイトバーストを放ってきたのだ。その威力は、先程からの攻撃とは打って変わって別物。その力の領域は、ドリュウズと同じものだ。きっと、イカサマを使ったのだろう。
攻撃を食らったドリュウズの体が花壇の上を滑るようにして飛んで行く。
「ドリュウズ!」
吹き飛ばされたドリュウズの意識を確認するようにダリアンは名を呼ぶ。ヒメの手を握り締めてドリュウズの元へ向かうと直ぐにその大きな体に触れた。ドリュウズのほうは、痛みに耐えながらも必死に立とうとしている。
なんとか立ち上がれても、すぐに膝を落してしまう。イカサマの威力は相当の者だったのだろう。次に攻撃を受ければ、ドリュウズも完敗だ。
「ダリアン! ねぇ」
「どうしたッ!?」
呼ばれてダリアンが振り返った瞬間。ヒメは自分の鋭い爪でダリアンの頬を引っ掻いた。何が起こったのかわからず、ただにんまりと笑みを浮かべるヒメを見つめる。彼女は、べぇと舌を出すと口端を上げた。
「ねぇって言ってるでしょ? ダぁ~リアン♪」
歌いながら自分の名前を呼ばれ背筋がぞくぞくと震えあがる。最初は驚いたが、今はわかる。あの爪…人間の物ではない。だったらいつヒメと奴は入れ替わったんだ?
思い彼女、ゾロアークを睨む。すると、ゆらりとゾロアークの背後から人影が写る。それと同時にその影は、スコップを手にゾロアークの後頭部を殴りつけた。ヒメだ!
「私になんか負けないから!」
ヒメは胸を張りながらゾロアークにそう言い切りダリアンの元へ駆け寄る。左の瞼が切れているようで片目をじっと閉じていた。何度か拭った跡があるが、傷が深いのか血が零れてきてしまったようだ。
こんな短時間で傷だらけになってしまった。これは、負けるのも時間の問題かもしれない。痛みに耐えるドリュウズにダリアンが自分の肩を貸していると、ヒメに後頭部を打たれたゾロアークが掠れた声できししと笑った。
「そうだねぇ…君を殺さないと、オレも君にはなれないかぁ~」
言いながらヒメの顔で、ヒメ自身をぎろりと睨みつける。不味い。さっきのヒメの言葉が感に触ったんだろう。ああしていると、本当に人間と間違ってしまう。とにかく、今度は間違えないようヒメの手を強く握りドリュウズと共に庭を駆ける。
こうして逃げていてもゾロアークには止まって見えるんだろうが今はこれが限界だ。ドリュウズはふらふらで立っているのも精一杯なのに早く走れるわけがない。思っているとヒメの姿をしたゾロアークが徐々に迫ってくる。
ガッと大きくゾロアークが爪をたて襲い掛かってくる。危ない、とダリアンはヒメを自分の背後に寄せるが、それと同じくドリュウズが先頭を切ってゾロアークの体に突進した。
先程とデジャヴを感じる程、ドリュウズの攻撃を食らったゾロアークは砂埃を立てながら遠くへ吹っ飛ばされた。
「ドリュドリュズッ!!」
早く行け、と言っているのだろう。ドリュウズの攻撃に感心している間も取らせぬよう、そうダリアンとヒメに鳴き自慢の角を回転させる。
これもまたさっき見た様なデジャヴだ。ダリアンは舌唇をぎゅっと噛み締め一言、頼んだぞ、と呟きヒメと城の方へと走り出した。
ドリュウズ一人に任せて、イリスを置いて…本当は心苦しい。だけど、彼らの思いを潰すのはもっと苦しいことだ。城の一階廊下を走り切り一階の端っこまでくると、沢山のガーデニング道具の置かれた倉庫に入る。出入口を邪魔している肥料を蹴り飛ばし急いで中に入る。
ここもバレルまでは時間の問題だが、それまでには必ずなんとかなる。ダリアンは、ヒメを連れ沢山の苗の置かれている台を潜り奥の湿った壁を強く推した。すると、キィと扉が開く。扉の中側は体を縮めないと入れないくらい狭い道が続いていた。扉は外側とは違い、小窓が付いており外側の様子を観察できるようになっている。
ダリアンは、ヒメをそこに押し込むと直ぐに扉を閉めた。小さな鍵を閉める音も聞こえた。
「ふぇっ? え? ダリアン!?」
「ヒメ。ここは閉めてりゃ扉だって解んねぇ場所だ。いいか? 狭いがそのままその道を抜けてベラのところに行け。そしてこの城から逃げるんだ! いいな!?」
「だ、ダリアンは!? ダリアンはどうなるの!? 一緒に逃げよう!」
扉の裏側から手を付いて必死にそう言うヒメをなだめる様にダリアンは人差し指を口元に当てる。ひそかに息の抜ける音も聞こえた。静かにしてろ、と言う合図だろう。ごくりと息を呑みヒメが黙ると、自分と同じ声が聞こえてくる。
「ダリアン! 急に行っちゃうなんて酷いよ!」
ダリアンの背中しか見せないが、向う側には自分に化けたゾロアークがいるのだろう。
「悪いが…お前さんがヒメじゃないってんのは、分かってるんでね。そうやっていつまでも化けの皮被ってんじゃねぇぞ」
「ふぅーん…じゃあ、あの子は逃がしちゃったんだ。残念だな」
悲しそうなトーンの低い自分の声。聞き終えると小窓から赤い血が飛び散るのが見えた。ダリアンの体から真っ赤な花火でも上げられたみたいに、それはゆっくりと地面へ落ちていく。ダリアンの背中からは、鋭い紫色の手が貫通して見えた。
「それじゃあ、アンタをもらうよ老いた人間」
掠れた声で喉を鳴らしゾロアークは、化けていたヒメからダリアンへと変貌する。乱れたカウボーイハットを直し、彼は大きく息を吸った。
「おい! ヒメッ! どこだ?」
懸命にそう叫ぶ姿を作っては嬉しそうに笑み、ダリアンの姿をしたゾロアークは倉庫の中を見回していた。何してるんだろう。ダリアンは貴方が殺したんだよ? なんでダリアンの真似してるの? なんで私を探すの?
疑問だけが浮かび恐怖が増していく。しまいには腰を抜かして地面にしりもちをついてしまった。それでも、まだ自分に気が付いていない彼は私を探してる。怖い。怖い! 助けてッ!
段々と涙が溢れてくる。体の震えが止まらない。彼が私を呼んでる。怖い。見つかってしまう。声を出しちゃ駄目。バレテしまう。捕まってしまう。
「ヒメ」
触れていた自分の右肩ががっしりと掴まれた。耐えていた糸が切れ口を大きく開くと、右肩から重みが消え代わりに自分の口を押えられていた。困惑するヒメの顔元にそれは現れると青ざめた表情で口を開いた。
「シッ! アタシよ」
現れたのは、紫の長いふんわりした髪のイリスだった。ヒメは鼻を啜りながら目の前にいるイリスの体に抱きついた。もう死んでしまったかと思っていた。抱きしめられたイリスは、痛そうに声を濡らしながら眉間に皺を寄せていた。
気がついて小声で誤りふと右腕を見ると、血塗れで手の甲や指が違う方向に向いているのが解る。見て思わずヒメは口を手で押さえた。
「イリスちゃん…! 腕…!」
「大丈夫。さっ! 早くここ抜けて、とりあえず皆中の誰かに会えるようにするわよ」
言ってイリスは自分の右腕も気にせず地面に這って狭い道を進みはじめた。泣いてる暇なんてないんだ。ダリアンの分も生きなきゃ。生きてる人が殺されないように護らなくちゃ。涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔をヒメは服の両袖で拭き取ると、イリスと同じように地面に這いつくばって進みはじめた。
PR
☣更新日時☣
03 | 2025/04 | 05 |
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☣カテゴリー☣
☣プロフィール☣
HN:
代珠
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
▼代珠(よず)
October 10
学生
出身:シンオウ地方 コトブキシティ
ゲームや漫画好き。物語の構想を練るのが好物。←または捻る。←の作業時はとにかく変人になる。アップルティーが好きでチーズが嫌い。自分でよーさんとニックネームを付けている、なんか寂しい人。
▼スタ
September 20
学生
出身:シンオウ地方 ハクタイシティ
いつも物語の感想や間違えを指摘してくれる、代珠の心強いお友達。ホムペ等を作ってくださっています。好きなものはお猿。トラウマは、多分ゴリチュウです。
October 10
学生
出身:シンオウ地方 コトブキシティ
ゲームや漫画好き。物語の構想を練るのが好物。←または捻る。←の作業時はとにかく変人になる。アップルティーが好きでチーズが嫌い。自分でよーさんとニックネームを付けている、なんか寂しい人。
▼スタ
September 20
学生
出身:シンオウ地方 ハクタイシティ
いつも物語の感想や間違えを指摘してくれる、代珠の心強いお友達。ホムペ等を作ってくださっています。好きなものはお猿。トラウマは、多分ゴリチュウです。
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