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はい、皆さんこんばんわw
今日はがっこでマラソンの大会がありまして……
帰ってきて少し寝たら、かなり頭が痛かったので今までsんでいましたw
ところで…
今日は十五夜ですねw
皆さんも昔、家族に「月にウサギがいるんだZE」とか話されたんじゃないでしょうか?
私より年下の人は…今はそういう話をされないのかな…?
と、いうことで…もうそろそろ十五夜終わってしまいそうですが、私が頑張って!!
更新速度をはやめ、私が昔母によく聞かされた十五夜のお話をしようと思います!!
聞いて下さる方は…どうぞ!
追記にて…
=後書き=
ちょw
22日の夜中更新は不可能だったみたいだな…
23日にまわっちゃいましたが!!
絶対に22日に更新した!
そう! 22日だ! みんな、十五夜だぞ!
よし!! 早く打って今日までに更新DA!!
本当はポケモンの絵にして簡単に説明をと思ったんだが…時間、なっしんぐ!!
なんでもう、ちょくで!!
……
昔、むかし…あるところに、一匹のウサギがいました。
ウサギさんは、今日、自然の神様の命により森の中心に集まる事になりました。
そこにはウサギさんだけでなく、他の動物たちも集まっていました。
どうやら、呼ばれていたのはウサギさんだけではなかったようです。
さて、森の中心に沢山の動物たちが集まりました。
神様は、それを見ると長い顎鬚を揺らしながらゆっくり話しだします。
「みな、よくぞ集まってくれた。今日、みなを集めたのはこの森の王様を決める為だ」
神様の言葉に動物たちは、興奮と驚きでざわめきます。
「そこでだ…王は、この森で衣食住をこなし、みなに強いとみとめさせなければならん。今宵は満月…次の寒き頃の満月の日まで、自らを強き者とみせてみせよ」
神様は、動物たちにそう言い残すと空へと消えて行きました。
夜が明け、次の日になれば皆なんとか王に近づこうと必死になっていました。子も親も関係なく、親は自らの食べ物だけを狩りにいき、子供は王の資格など関係なく、ただ生きる為に衣食住を探しにいく。そんな毎日が続きました。
そんな中、ウサギさんも頑張って自分の衣食住を探します。
まずは、食べ物。食べ物がなければ死んでしまいます。
「そうだ、今日は野苺の葉を食べよう!」
ウサギさんは野苺の葉がある森の外側まで向かいます。
大きな山をひとつ越え、ようやくウサギさんは野苺の葉がある場所までやってきました。
ここまでこれれば、少しは自分も頑張ったものだと思いながら野苺の葉を口にします。
ですが、もしゃもしゃと葉を食べていれば他のウサギたちがやってきて、ウサギさんを押しのけて全部食べてしまいました。
「みんな必死だな…そうだ! 次は木の実でも食べようかな」
ウサギさんは、木の実を探しに向かいます。探していると、早速木の実を見つけました。
おいしそうなみずみずしい赤い木の実です。ウサギさんは急いでその木の実をとりにかかりました。
「おっと! この木の実は俺がもらうぜ」
木の実を取ろうとしたウサギさんを押しのけ、今度はキツネたちが木の実を食べます。
ウサギさんはまた木の実を食べれなかったので、がっくりと肩を落としました。
すると、今度は木の実を食べられなかったキツネたちがウサギさんを舐めるように見ると、下をぺろりと出し襲い掛かってきました。
ウサギさんは驚いて、生きる為に必死でキツネたちから逃げました。
何日も、そんな日が続き、ウサギさんはお腹を空かせて森を彷徨っていました。
少し道を歩けば、湖に浮いた葉が見えてきます。
「水草だ…」
ウサギさんは喉を鳴らしながら、目を丸くさせて水草を見ていました。
しかし、近くで動物の気配がする。ウサギさんは心臓を奮い立たせながら周りを見渡します。すると、そこにいたのは自分より小さなウサギの子供でした。
「あの子もお腹を空かせてるのか」
目の前にはおいしそうな水草。あの日、野苺の葉を少し食べたのはいつ頃だっただろうか?
ウサギさんは、そう自分の食の欲望と戦いながら、ごくりと唾を飲んで水草を諦めた。
そんなウサギさんを見て、子ウサギは急いで水草がある場所までいき、ガツガツと食べます。
とても勿体ない事をしたかな…とウサギさんは心の中で思いながらも、嬉しそうに水草を食べる子ウサギを見て微笑み、ウサギさんはその場を立ち去りました。
半分だった月が、少しずつ満たされていく。
ウサギさんは、初めから森の王様になろうとは思っていませんでした。ただ、少しでも自分が頑張って生きていることを神様に見ていてくださればそれでいい、とそう思っていました。ですが、周りは王様になるという欲望をもった動物たちが多すぎて、自分の子でもほうって何処かへ行ってしまう。
そんな子供たちは他の動物に食べられてしまう。ウサギさんは、自分の空腹も嫌で仕方なかったが、一番嫌だったのはそんな光景を見る事だった。
ある日。ウサギさんは、空腹を紛らわしながら森を歩いていると、一人の人間が倒れているのを発見します。
見れば年のとったおじいさんで、ボロボロで足を怪我しているようでした。
「大丈夫ですか?」
ウサギさんは迷うことなく駆け寄ります。おじいさんは、力ない瞳でウサギさんを見つめました。
「ああ……私は、崖から落ちてしまってな。足もこの状態だし、やっとここまで来たが腹が減って、もう村へは帰れんようじゃ」
「そんな…」
それじゃあ…このおじいさんはもうすぐ死んでしまって、そしてその亡骸を喰らいにライオンやトラたちがここにやってくるのか。
「なにしてるんじゃ…お前さんもこんなところにいたら他の猛獣たちに食べられてしまうよ、はやく行きなさい」
おじいさんは、そう言ってにっこり笑うと空をじっと見つめていました。
やだ、やだよおじいさん! おじいさんがこのまま死んでしまうのも、他の動物に食べられてしまうのも…
何日ぶりだろう? 自分の身を案じて逃げるように言ってくれたのは…
それだけでもう、この人は見捨てられない。この人は僕の恩人だ!!
「おじいさん! 僕を食べて! そして生きて!」
突然投げかけられた言葉に、力無いおじいさんの瞳が大きく見開かされた。
「なにを…言ってるんじゃ? そんな馬鹿なことは考えずに、さっさと逃げるんじゃ! おまえも…食われてしまうぞ?!」
「構いません。僕はどうせ森の王様じゃない、そんな力ないしそのうちこの森で死ぬでしょう。だけど、貴方はまだ生きていられる希望がある! 僕もおじいさんがそれで生きられるのなら…心から喜びましょう」
そうして、少しためらった後、おじいさんは一言「ありがとう」とウサギさんに言い。涙しながらウサギさんを――――。
その日は満月。
森の王様は、無事に決まり、森に静けさが帰ってきました。
そして、神様は見ていました。ウサギさんの優しい、優しい勇気を。
こんなにも仲間思いで勇敢なウサギがどこにいようか。
神様は、ウサギさんのその勇敢な姿を見て、森の王様には出来ませんでしたが、自分の天界…月でのお仕事を命じたのです。
ウサギさんに命を救われたおじいさんも、無事に村へ戻る事が出来ました。
村に帰ったおじいさんは、ウサギに命を助けられ、無事に村へ帰れた事を説明し、その村ではおじいさんが助かった満月の夜、お腹を空かせていたウサギさんへお礼をこめておもちをお供えしてまつりました。
月の使いになったウサギさんは、満月の日だけくっきり姿を現し、みんなの幸せを、ぴょっこり見ている…とか?
……
これはあくまで、私が小さい時から十五夜の日に聞かされていたお話です。
だけど、このお話聞いて十五夜を心から祝ってくだされば…と思います(^-^)
ありがと、ウサギさん!
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October 10
学生
出身:シンオウ地方 コトブキシティ
ゲームや漫画好き。物語の構想を練るのが好物。←または捻る。←の作業時はとにかく変人になる。アップルティーが好きでチーズが嫌い。自分でよーさんとニックネームを付けている、なんか寂しい人。
▼スタ
September 20
学生
出身:シンオウ地方 ハクタイシティ
いつも物語の感想や間違えを指摘してくれる、代珠の心強いお友達。ホムペ等を作ってくださっています。好きなものはお猿。トラウマは、多分ゴリチュウです。
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